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Hurricane#1

INTERVIEW

来日記念・インタビュー連載
EPISODE #5
​リアムとの事件の真相?

メ:では、最後の質問です・・・どうかパンチしないでください!

(以下、Alex Lowe:ア, Chris Campbell:ク, The Mayflowers:メ)


ア:イエー!


ク:パンチ飛ぶかもな


メ:日本ではリアム・ギャラがーをパンチしたエピソードは、ある種伝説のようになっています。リアムにパンチをお見舞いした唯一の人だと!


ア:俺は日本で伝説ってことか!ハハハハ!!


メ:リアムはあなたがクリエイションのバンドメイト(レーベル仲間)をこきおろしたからやりあったんだと主張していましたが・・・

ア:ノー。違うんだ、雑誌の書き方がきっかけなんだよ。ホントのことを言うと、、、メロディーメイカー誌(2000年廃刊)のインタビューを受けたんだ。もうなくなっちまったけど。あ、メロディーメイカーじゃなかった、ごめん、NMEだ!そう、インタビューを受けたんだけど、インタビュアーから「ストーン・ローゼズやオアシスについてどうおもいますか?」って聞かれたんだ。悪く言ったりなんかはしてないんだぜ。「実は彼らの曲を聞いたことがないからなんとも言えねえな(スラングでcuntを言っている)」そう答えただけ。(cuntは)汚い言葉だけどよく使っちまうんだ。 (※cuntは女性器を指すfuck以上のNGワード)だけどリアムのことをマ〇コ野郎って言ったわけじゃないんだぜ!あいつは言われたと思ってたみたいだ。どう使うかって言うと・・・「よう調子はどうだい!」って感じで会話の常套句みたいなもんなんだよ、悪い意味じゃない。で、リアムは「アレックス・ロウが俺をマ〇コ野郎だって言ってるらしいな」と。それから何が起こったかって言うと、、、ロンドンのRonnie Scott’s Jazz Clubっていうジミー・ペイジとか偉大なアーティストがプレイした会場に行ったんだ。アンディ(ベル)のカミさんのアコースティックライブだった。彼女はアコースティックギタリストなんだ。ドラムはオアシスのアラン・ホワイトだったな。俺は立って飲みながら終始パフォーマンスを見てたんだよ。たくさん人がいてカメラマンもいたし雑誌の記者もいて俺に話しかけてきたりしてたな。ふとリアムが俺に向かって歩いてくるのが見えたんだ。俺の目の前まで来たから「よう、リアム、調子はどうだい?」って言ったら(マンチェの肩揺らしを真似して)「おめえ俺をマ〇コ野郎って言ったらしいな」って言ってきた。「よく聞けよ。あっちへ行け。俺の前から消えろ。俺はそんなこと言ってねえ。」って言い返したら頭突きをかましてきたんだ。それを交わしてボン!ボン!(二発パンチをお見舞いした模様)でノックアウト。伸びちまった。真実はこんなところだ。


メ:あなたが勝利したんですね


ア:ああ、パンチ二発で勝った。そしたらデカくてムキムキマッチョのリアムのガードマンが飛んできて俺を殴ろうとしたから近くにあったイスでそいつの頭にぶちかましてやったんだ。そっから会場は制御不能。外の通りにはプレスの連中がごった返してるし俺はそのまま家じゃなくてホテルまでドライブして週末まで過ごさなくちゃならなかった。最悪だったぜ。これが起こったこと全てだ。


メ:やはりレジェンドですね、パンチ二発だけって(笑)


ア:その何年かあとにロンドンでまた会ったことがあるんだ。リアムはベロベロに酔っぱらって床に寝転がってたから起こしてタクシーまで連れていってやったんだ。


メ:ジェントルマンですね~


ア:当然のことだろ。起こしてタクシーに乗せてやっただけだよ。


メ:でもきっとリアムは覚えてませんね(笑)


ア:絶対覚えてねえな!お互い顔見知り程度だな。オアシスのファンでもないし、興味ねえんだ。みんな「オアシス好きじゃねえの!?マジかよ!?」ってしょっちゅう言われたんだけど聞いたことなかったからな。みんなオアシスを聞いてた頃、俺はNIRVANA、R・E・M、Black Crowes、Led Zeppelinとか聞いてたんだ。


メ:単純にオアシスを聞いてなくて知らなかったんですね


ア:ああ、そういうことだ。レーベルは一緒だったんだけどな(笑)90年代はとにかく狂ってたな。とにかくクレイジーだった。俺もキース・ムーンみたいに狂ってた、バカだったよ。今は歳もとって何であんなことしてたんだって思い返したり、なぜ、ってのを考えるようになってきたんだ。そうしてたらハリケーンをもう一度やるべきじゃないかって思うようになったんだよな。まあアンディはミキシングが好きでリミックス、ダンスミックスとかやるけど俺はダンスミックスとかそういうのは好きじゃない。俺はロックンロールが好きだ。リアムもリミックスとか嫌いでロックンロールが好きだし俺と同じところもあるな。俺はギターを持ってロックンロール!だから今のラインナップはより良くなってる。良い奴らだし、ハリケーン#1は俺の人生だ。今こうして色んなところに行けるのもホントにうれしいよ。俺は生きてるし、歌えるし、音楽を発表できるし、死ぬまで続けたいな。アルバムを作り続けて、ツアーに出続けるんだ。バンドが苦しい状況に陥っても諦めちゃいけないんだ。楽しくてやってるんならやめる必要なんてないぜ。なにが起こっても、だ。俺はガン、腎不全をやったけど続けてる。みんなできるぜ。


ク:続ける、だな


ア:どうだ?こんなもんでいいか!


メ:完璧です!(最後まとまりなくなりましたがメッセージも入れてくれました。笑) 本当にありがとうございました!!


ア&ク:ありがとな!!

インタビューしてくれたHurricane#1、The Mayflowersの皆さんありがとうございました。

<ハリケーン#1ジャパンツアー2016>

●11/2(水)京都 磔磔(Taku Taku)
開場17:30 開演18:30 前売¥3500 当日¥4000

 

●11/3(祝)大阪 梅田 Zeela
開場17:30 開演18:30 前売¥3900 当日¥4500

 

●11/4(金)名古屋 得三(Tokuzo)
開場17:00 開演18:00 前売¥3500 当日¥4000

 

●11/5(土)東京 渋谷 チェルシーホテル
開場17:00 開演18:00 前売¥3900 当日¥4500

 

詳細は以下のURLのページでご覧になれます。
http://info13725.wixsite.com/hurricane1

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